39歳で仕事を辞める、という決断をすると必ず立ちはだかるであろう壁。【第二幕】

これまで記録, 仕事辞めたい, 転職, 辞めさせてもらえない

まさか第二幕を書くことになろうとは…。

いや、まぁ、前回のだけで状況が許すはずが無いのはある程度思うておりましたが、この様子だと第三幕まで行きそうな勢い。

流石に10年勤めて、それなりに皆様から信頼を集めていたのであろうと、そこはありがたく受け止めます。

が、しかし。

「なんで?なんで?なんで辞めるの?」

「勿体ない!あと少しだけ頑張ろうよ!」

「移動すれば状況が変わるかもしれんやん!」

何が?何が変わる?

この5年積み重ねてきた苦が、たったの半年で何が変わる?

冗談じゃない。そんなに甘くみるな。

営業の会社で営業が無理。ってもう致命的よ?

「営業だけじゃないんよ!」

って言われても…ねえ?

ここは営業の会社じゃないですか。

あなた方上層部がそう仰ってるでは無いですか。

先日、夕方18:00からの3時間、軟禁状態で説得され続けました。

「もう少し頑張ろうや、な?」

「無理です。」

何回やっただろう、この不毛なやり取り…

もう途中から、口では質問に答えてても頭ん中は全然違うこと考てたもんね。

ご存知でしょうか?個人差はあろうでしょうけど、人間の集中力というものは最大もって2時間が限界だそうです。私、特に集中力のないタイプなので、1時間目にはもうに切れておりましたw

菓子を食べ、茶を飲み、のらりくらりと笑いながらも絶対に縦には首を振らない私を、おそらくとても歯がゆく思ったことでしょう。

今回私を呼び出した上司は二人。

過去、直接にお世話になった上司と、何だかんだで気にかけてくれていた上司です。

本当にその節にはお世話になりました。

心より感謝してます。

しかし、それはそれ。これはこれ。

先のブログでも記したように、私も悩んで悩んで悩んで…出した結論です。今現在へらへら出来ているのは、仕事を辞める覚悟を持って、辞めるという事を伝えられたからです。

突発的に、辞めたーい辞めよー!なんて思ったわけではないんですよ。それを…

「考えが足りない」だの「まだ頑張れる」だの「みんな一緒よ?」だと?

1年以上考えてまだ足りないだと?

これ以上壊れるまで頑張れと?

私と同じ人間がどこにいる?

私思うのです。

人は皆違う。たとえ置かれている状況が同じであっても個々人が別者であれば、捉え方も考え方も違う。同じはずがない。分かるはずが無い、と。

例えば、いつも持ち歩いていたお守りをなくしてしまうとします。

私の場合は恐らく「あーまた無くしてしまった。きっとこれはお守りがお役目を終えたから、私のそばから離れていったんだな。ありがとう、ご苦労様でした」と、思います。

しかし、そうでない人もいます。

「ああ、無くしてしまった。いつもあんなに大事に持ち歩いていたのに。どこに行ったんだろう。あれがないと不安で仕方がない。どーしよう」

この差。これは別人だからこその違いです。

物事の比重、悩みの比重、捉え方、考え方は千差万別、同じであるはずが無いのです。悩み事は同じであっても、その悩みが心を占める割合、感情は違って当然なんですよ。他人なんですから。

まあ、そもそもが集団心理に疎い方なので、「みんな一緒」という考え方が、好かんだけなんですけど。

似てるけど違う。これが本当。

もちろん、分かろうとする姿勢は大事ですよ?何が言いたいのか、どんな状況なのか、どんな気持ちで今その話をしているのか、私に何を求めているのか?

それを踏まえた上で、本当にみんな一緒か?ちゃんと話し聞いてた?って言いたい。

ままま、それこそこれも私の考え方なので、世間一般的には「みんな一緒」で安心する人も、他にいるんでしょうけどもね。

それこそ、私の屁理屈理論からいくと、みんな考え方がちがうんで。オメーの考え方なんか知ったこっちゃねーよ、とか言われそうですがね。

でも、ちゃんと相手に向き合いたいからこそ、安易に「みんな一緒」なんて言葉は出したくない。

出しちゃいけない。私はそう思いますよ。

うむ、まあ大丈夫です。今回のこの件は想定内です。

そしてこのやり取りが、相手が変わっても繰り返されていくことも、重々に承知しておりますので。

もうあと、3回かな?

大人しく、キレずにへらへらしてますよ。

それを乗り越えた先には、心身ともに身軽になっている事を祈って、今回は締めたいと思います。