デザインするときは統一感を意識しよう【色彩篇】

Photoshop, デザイン論, ホームページを作ってみよう, ランディングページを作ってみよう, 制作

統一感、とても大事です。

それは、デザインを制作していくうえで、色彩、図形、フォント、コピーライティング、全てにおいて大事なこと。

今回は色彩による統一感を考えてみようと思います。

というのも、私が先日LPを制作する際に、なんだかまとまりがないなぁ…と思えていて、案の定お師匠に添削いただいたら、「色を使いすぎていてまとまっていない」というアドバイスをいただきました。

成程。
確かに言われてみれば、TOPページの画像は白地にピンク、黄色、黄緑、緑のイラストに加え写真も合成してある代物。
パッと見はPOPで可愛らしくは感じるのですが、未熟な私が今からLPを作っていく上において、この色の数は多すぎたようです。

まとまらない。まとまらないと、見づらい読みづらい。

離脱する。

最悪ですね。

こうならないためにも、色彩の基本を勉強していきましょう。

 

作う色数は基本3色、多くて4色

基本中の基本。

これを意識するだけでずいぶんとまとまりが出ます。

例えば、私当初のデザインではこれだけの色数を使っておりました。

これだけ見ると、にぎやかですごくPOPな印象。

しかしいざデザインに当てはめてみると、同系色あり反対色ありで、まあなんとやかましい印象。

これに、画像やテキストも入ってるくるので、もうごちゃごちゃ最高潮w

読みにくさの典型的パターンの出来上がりでした…( ;∀;)

 

これを、お師匠にご指摘いただいたとおりに同系色3色と1色の合計4色に作り変えました。

使ったのはこの4色。

私は、黄色が好きなようで(THE YELLOW MONKEYが好きだから??関係ないっすねw)。

同系色3色の考え方としては、こんな感じ。

  • ベースとなる色 → 基本として使う色(山吹色
  • ベースより少し淡い色 → 背景や補助として使う色(クリーム色
  • ベースより少し濃い色 → 強調したい場所に使う色(オレンジ色

するとどうでしょう!とてもまとまりと統一感のある、見やすいデザインに進化を遂げました。

内容は一切変わってないですが、とても読みやすくなりました。

え?これだけ見ると寂しい??
いえいえとんでもないですよ?

これにフォントカラーの黒、白、赤。
そして写真や画像が混ざることを考えてみましょう。

これぐらいがベストなんです。

あくまでもデザインは脇役。主張しすぎて内容を読まれないなんてことは、以ての外ですからw

多く色を使いたいときは、くすみやパステルで統一感。

とはいえ、「メニューボタンを色分けしたい」とか「カテゴリで色分けしたい」とか今後出てくるかもしれません。

そんな時は…くすみ感やパステル感で統一感を出すのも手です。

おすすめはくすみ感かな??パステルは結構ヤボったくなりがちで、色合いが明るめなので、見る人によってはやかましく感じてしまうかもしれません。

それに比べて、くすみ感は落ち着いた感じなので、パステルほど邪魔にならないと私は感じております。

あくまでも個人の見解ですがw

簡単に説明します。

 

 

色を一つ決めます。薄めのほうが、なにかと合わせやすいです。

 

決まりましたら真ん中の縦長の これ。

これを使って、色を決めていきます。

正方形のカラーピッカーはいじらないでくださいね。

そうして、決めていった色がコチラです。

やはり色数は多いですが、くすみカラーである程度の統一感は出せてると思います。

あとはフォントのカラーなどで調整すれば、結構可愛らしく出来上がりますよ?

 

と、配置。

更に言うと配置も気を付けると、見やすさがアップします。

同系色を意識しながら並び替えると…

先ほどより、違和感がなくなりました。

 

こうやって、配色や色彩の統一感を意識したデザインで、クライアント様により良いデザインを提供できるように、日々精進ですね(∩´∀`)∩