超イラレ初心者、仕事にイラレ使うの巻。【ペンツール曲線ツールで地図の輪郭篇】

illustrator, 制作, 観光マップ作成, 超基本, 宇佐市

illustratorにもPhotoshopにも通常装備されている「ペンツール」。

この「ペンツール」が慣れるまでがなかなかにややこしい。

しかし、使わなければいけない。
使えるようにならなくてはいけない。

なぜならそれは…仕事だから?😂

ご依頼主様のご要望がそうであれば、応えなければなりませんよね?

前回「超イラレ初心者、仕事にイラレ使うの巻。【これさえできれば何とかなる!篇】」でお伝えしたように、今回私がイラレを使うきっかけとなったのは、「簡単な観光マップ」の作成のため。

簡単とはいっても、ラフ画のようにフリーハンドのヨレ線が許されるはずがない、当然です。

見やすくわかりやすいものがマップなんですもの。

というわけで今回のマップ作成にあたり、市の輪郭と高速道路、川などをペンツールで作成しました。

ペンツールと曲線ツール

ツールパネルの中には、ペンツールと曲線ツールがあります。

ペンツール…直線も曲線描ける
曲線ツール…曲線しか描けない

違いはざっくりとこんなところ。

更にペンツールのアイコンの右下の三角ボックスを開いてみると…

こんなん出てきます。

これはおいおい使っていくとして、先ずはペンツールと曲線ツール。

それぞれに持ち替えて全く同じように三か所クリックしたとします。

違いはこう。

上がペンツールで下が曲線ツール。

クリックした場所はほぼ同じ場所です、直線と曲線として出来上がります。

これを使い分けながら地図の輪郭をかたどっていくわけです。

 

曲線ツールで地図の輪郭 準備

まずは、Googleマップでも何でもいいので、参考資料を用意しillustratorで開きます。

それをプロパティパネルから「不透明度50%」にしておきます。

そうすると…

薄くなります。

これ以上薄かったら輪郭が見えづらいし、濃くても今からの作業の邪魔になるので、50%くらいがちょうどいいかと思います。

ペンツールで地図の輪郭 ペン入れ

さあここからは根気ですw

実際にお仕事としてご依頼いただいたのは他の地域のマップなんですが、今回は練習としてわが市の宇佐市をサンプルとして作っていきまーす。
いつか宇佐市のそういった事業にも携われることになれたらいいなと思いつつ…

曲線ツールを使って、ひたすらなぞっていきます。

拡大縮小繰り返しながら、ポチポチひたすらになぞっていきます。

え?使いづらい??
わかります…けどこれはもう慣れです。ひたすら使って慣れていくしかありません。

ただ、どういった感じのマップに仕上げるかによって違ってはきますが、あんまり細かい輪郭はぬるっとかわしてもいいのかなと、私は思います。

というのも、マップを使って観光する立場に立ってみると、気になるのは観光施設や道路、鉄道や川の大まかな形であって、「わあ、この入り江入り組んでる!」とか「川がこんなにうねってる!」とか気にしませんのでw

ただしこれが、ハザードマップとかになるとそうはいきませんよね?逆にそういったところのほうが重要になってきます。災害の起こりやすい地形や湾の形をきちんと分かるようにしていかなければならないと思います。

作りたいマップの種類によるんです。

今回作りたいのは「簡単な観光マップ」なので大まかな形が、ぬるっとざっくりわかればそれでいいのですw

そうして出来上がったものがコチラ。

わが市、宇佐市の輪郭の完成です。

あとは必要に応じて、輪郭線の色を変えたり塗りつぶしに反転したりしていきます。

これで地図の輪郭の完成です(∩´∀`)∩

これをベースに観光マップ作成していきまーす。